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猫に必要な睡眠・管理グッズ一覧~種類の解説と通販情報

 猫に必要な睡眠・管理グッズのご紹介です。商品の種類や特徴をかんたんに説明してありますので選ぶときのヒントにしてください(商品は全て楽天のショッピングモールより)。

サークル・ケージ

 猫用のサークル・ケージとは、室内において猫が自由に動き回らないようにするための一時的なおうちのことです。猫に留守番させるときや飼い主が眠るとき、あるいは猫のトイレ置き場などとして利用します。
 ほとんどは室内用ですが、ベランダや庭に設置する屋外用もあります。タイプとしては平屋・2階建て・3階建てがあり、素材はスチールや木・プラスチックなどです。大きなものになると、猫がケージ間を移動することもできます。用途や部屋の大きさに合わせて多種多様なタイプの中から選びましょう。 猫の留守番のしつけ

ゲート

 ペットゲート(フェンス)とは、犬や猫を始めとするペットが入ってはいけない場所を、簡単に立ち入り禁止にできるペット用品です。入ってほしくない場所の入り口に扉(ゲート)や柵(フェンス)を設置し、ペットの侵入を防ぎます。
 ゲートやフェンスとして必要な条件は、「猫が動かせない程度の安定感と重量」、および「猫が飛び越えられない高さ」です。しかし猫は非常に身体能力が高く、ジャンプ力は垂直飛びで1メートルを超えることがざらですので、本格的に進入を食い止めようとすると、かなり高いゲートを用意する必要があります。
 ぴったりのゲートが見つからない場合は日曜大工で自作したり、そもそも猫が禁止区域に立ち入らないようにしつけてしまうという手もあります。詳細以下のページをご参照ください。猫に立ち入り禁止をしつける

しつけ用品

 猫の問題行動として代表的なのは、「爪とぎ」・「噛み癖」・「禁止区域への立ち入り」です。猫用のしつけ用品は、これらの問題行動を予防することを目的にデザインされています。なお、猫の問題行動のしつけに関しては以下のページをご参照ください。猫のしつけ

爪とぎ防止シート

 爪とぎ防止シートは猫が爪を立てたら困る壁などにシートを貼り付け、爪被害を予防します。ちょうど窓に貼り付ける防犯フィルムのようなもので、猫が爪を立ててもその下にある壁を傷から守ってくれます。

苦味塗布剤・猫よけ

 苦味塗布剤は、猫が噛みついたりぺろぺろなめてもらっては困る場所に、猫が嫌う味を付けてしまい、噛み癖・なめ癖を予防するという商品です。机やソファ・電気コードなどの無機物に塗布するものや、飼い主の体に直接塗布するものなどがあり、成分としてはりんごの皮や夏みかんの皮などが利用されます。
 猫よけとは、猫に立ち入ってほしくない場所に設置し、猫が自発的に退散するよう促す商品です。超音波発信機は動物の体温を感知して起動し、猫が嫌がる微弱な超音波を発します。人間用にも似たような商品が出ており、たむろしてほしくない場所に設置して「モスキート音」と呼ばれる人間が生理的に嫌がる超音波を発するものがあります。猫よけ剤は、猫が嫌いなにおい(熊やオオカミのおしっこのにおいなど)を塗布することで猫を追い払います。しかし室内で使用するわけにも行きませんので、必然的に屋外専用となります。

ベッド・マット

 猫は1日に12時間以上眠るのが普通ですので、ベッド・マットは必需品となります。選ぶときのポイントはおおむね以下です。
猫に最適なベッド・マット
  • 体重を分散してくれるやわらかい素材
  • 汚れても洗いやすい素材
  • 汚れても早いサイクルで廃棄できる安価なもの
  • 頭を乗せる枕部分がある
 猫はたいてい丸まって眠りますので、デザインとしてはお椀の形や猫ちぐらのような球形が多いようです。また、季節によっては窓辺の方がよかったり部屋の隅の方がよかったりしますので、1部屋に数箇所寝床を設け、あとは猫の気分次第で選んでもらうというスタイルもよいでしょう。 猫の眠り・睡眠

冷暖房器具

 ペット用冷暖房器具は、夏や冬における体温調整を手助けするペット用品です。汗をかかない猫がどのように体温を調節しているのかに関しては以下のページをご参照ください。猫の体温調整

冷房器具

 猫は人間と違ってほとんど汗をかきませんので、夏の暑さが苦手です。かといって扇風機をあてても、そもそも汗をかいていないため気化熱が奪われず、あまり冷却効果は期待できません。ですからエアコンを除き、猫用の冷房器具は、「足元において体の空気を冷やすというタイプ」がほとんどです。冷却プレートの代表的な素材は以下です。
猫用冷却プレートの種類
  • 大理石熱の伝導率が低く、温まりにくいという大理石の性質を利用している
  • アルミ受け取った熱を逃がす放熱効果の高さを利用している
  • 保冷剤外気より低い温度を長時間保てる

暖房器具

 ペット用暖房器具には、充電式と電源式があります。どちらのタイプも猫がやけどしない程度の温度になるよう設定されていますが、「低温やけど」といって、40℃前後の温度でも、長時間一定箇所に当て続けていると軽いやけど状態になることがあるので注意が必要です。なお、1時間あたりの電気代は、おおむね0.2円~2円程度です。
猫用の暖房器具
  • 充電式持ち運びできるが持続時間が短い
  • 電源式コンセントがないと使えないが、持続時間は半永久的