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セイシェルワ

 猫の品種の1つ「セイシェルワ」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

セイシェルワの基本情報

セイシェルワ 写真:Heikki Siltala
  • 原産
    イギリス

  • 短毛・長毛
  • 公認
    FIFe
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

セイシェルワの歴史・ルーツ

 セイシェルワは1980年代、セイシェル諸島に生息する猫を模して作出された新しい品種です。イギリスのブリーダー、パット・ターナーがバイカラー(白地に他の色が混じった柄)のペルシャシャムオリエンタルに掛け合わせて誕生させました。カラーパターンによって幾つかの亜種に分類されますが、地色が白でしっぽに色が入る点は共通です。
  • セチエーム(Septieme)頭、足、ボディに大きなまだら模様が入る
  • ユイチエーム(Huitieme) 頭、足、脇腹に全て同色のまだら模様が入る
  • ヌーヴィエーム(Neuvieme) 頭と足だけに小さなスプラッシュ(水がはねたような輪郭のはっきりしない模様)が入る
 セイシェルワは2005年、FIFeにおけるチャンピオンシップステータスを獲得したものの、他の団体では独立した品種としては公認されておらず、シャムバリニーズ、もしくはオリエンタルの亜種として分類されています(バイカラーのシャムとバリニーズが「セイシェルワ」と呼ばれる)。なお品種名は、フランス語で「セイシェル諸島の」という意味です。

セイシェルワの特徴・性格

 セイシェルワの特徴は、被毛のパターンです。体の構造はオリエンタルとほぼ同じですが、白地にパッチ(まだら模様)やスプラッシュ(水はね模様)が入る点で区別されます。短毛と長毛があり、しっぽには常に色が入ります。スレンダーなボディ、逆三角形の頭、大きな耳、内斜視気味でブルーの瞳、先細りのしっぽなども特徴です。
 セイシェルワの性格は、活動的で愛情深く、外向的です。

セイシェルワのお手入れ・注意点

 セイシェルワのお手入れは、短毛種なら週1回、長毛種なら週2回程度のブラッシングで十分でしょう。

セイシェルワの動画

 以下でご紹介するのはセイシェルワの動画です。
元動画は→こちら