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サイベリアン

 猫の品種の1つ「サイベリアン」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

サイベリアンの基本情報

サイベリアン 写真:Jonathane
  • 原産
    ロシア

  • 長毛
  • 体重
    4.5~9キロ
  • タイプ
    ロング&サブスタンシャル
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

サイベリアンの歴史・ルーツ

 サイベリアンの起源は古く、およそAD1000年頃まで遡ります。現ロシアのシベリアの森で自然発生的に誕生した猫だと言われており、厳しい寒さにも耐えられるような厚いダブル~トリプルコートを持っているため、別名「サイベリアンフォレストキャット」(シベリアの森に住む猫)とも呼ばれています。1980年代にロシアで血統管理され始め、90年代にはアメリカに渡って注目を集めた新しい品種です。ロシアの初代大統領ゴルバチョフ氏、及びかつての大統領メドヴェーデフ氏が飼っていたことでも有名です。

サイベリアンの特徴・性格

 ボディは大型で筋肉質の、ロング&サブスタンシャルタイプです。極寒の地に適応した被毛は厚く、セミロングのダブルコートです。アンダーコートで寒さ凌ぎ、オーバーコートは防水効果があると言われています。耳やしっぽの毛までふさふさで、メインクーンノルウェージャンフォレストキャットを彷彿(ほうふつ)とさせます。科学的な根拠には乏しいものの、猫アレルギーの原因になりにくいといわれています。この噂の信憑性に関しては以下のページをご参照下さい。 アレルギーを引き起こしにくいハイポアレジェニック・キャットはガセネタ  サイベリアンの性格は、外見はワイルドで一見いかめしそうですが、実際の性格はおとなしく、優しい性格です。賢くて好奇心旺盛、飼い主にも従順です。時に「犬のようだ」といわれ、人懐こくのどを鳴らしながら初対面の人に挨拶しに行くこともあります。

サイベリアンのお手入れ・注意点

 サイベリアンのお手入れは、厚い被毛を維持するために、朝晩2回程度のブラッシングはしてあげましょう。

サイベリアンの動画

 以下でご紹介するのはサイベリアンの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
 ロシアの国猫にもなっているサイベリアンは、ロシアの元大統領メドベージェフ氏がドロシーという名のポイントカラーサイベリアンを飼っていたことでも有名です。
 メインクーンにも匹敵するほどの体格のため、完全に成長するには5年ほど要します。被毛が3層あるため、換毛期におけるお手入れはやや大変です。
元動画は→こちら

サイベリアンの病気

 以下でご紹介するのは文献などで報告されているサイベリアンに発症しやすい病気のリストです。外国のデータも含まれるため日本の猫には当てはまらない場合もありますが、好発疾患の知識は飼い主にとって重要なため記載しておきます。なお病気に関する詳しい内容や元となっているデータは以下のページで解説しています。サイベリアンに多い病気

ピルビン酸キナーゼ欠損症

 ピルビン酸キナーゼ欠損症(Pyruvate kinase deficiency, PKDef)とは、赤血球上にあるピルビン酸キナーゼと呼ばれる酵素が欠損することにより十分なエネルギーを産生することができなくなり、赤血球の寿命が縮んで貧血に陥ってしまう病気。診断は血液検査を通した貧血の確認や、遺伝子検査を通した疾患遺伝子の確認などで下します。貧血を根本的に改善するには骨髄移植が必要ですが、現実的ではありません。ピルビン酸キナーゼ欠損症の症状・原因・治療

子宮蓄膿症

 子宮蓄膿症とは、メス猫の子宮内に病原体が入り込み、炎症反応が起こって膿が溜まってしまう病気。診断は血液検査や尿検査、エックス線や超音波検査を通して下します。治療は抗生物質による投薬治療や外科的な子宮摘出がメインです。 子宮蓄膿症の症状・原因・治療