トップ有名な猫一覧有名なマスコット猫ハンフリー

ハンフリー

 イギリス首相官邸におけるネズミ捕獲係として有名な猫「ハンフリー」について解説します。

ハンフリーとは?

 ハンフリー(1988~2006)は、ダウニング街10番地にあるイギリス首相官邸で、ネズミ捕獲係を務めた猫。
ネズミ捕獲長・ハンフリーの顔アップ画像  1989年10月、彼が1歳のとき内閣府の職員に拾われ、それから1997年11月まで、害獣問題に悩まされる首相官邸内で任務に当たりました。その間、マーガレット・サッチャー、ジョン・メージャー、トニー・ブレアというそうそうたる首相たちと居を共にしています。
 現役中のハンフリーには政府予算から100ポンドの年俸が与えられていたため、新聞を始めとするメディアは、冗談めかして彼を「公務員」として報道することもあったようです。
 彼が引退したのは、ブレア一家が官邸に移ってきたわずか6ヶ月後の1997年11月でした。彼の引退報道を受けた保守党議員たちは、「保守党政権下で8年近く幸せに暮らしていたのに、労働党が政権を取るや否や、半年もしないうちに引っ越すはめになった」と非難。一時は「ハンフリーを殺害したのではないか?」という陰謀説まで流れました。この陰謀説は1997年11月、ロンドン南部で暮らす彼の姿が新聞報道されることによって払拭(ふっしょく)されましたが、結局ハンフリーが官邸に戻ることはありませんでした。
 その後は長らく行方知れずとなっていましたが、2006年3月、トニー・ブレア首相の報道官が、ハンフリーが内閣府職員に飼われていたこと、および彼が死亡したことを報告しました。 Humphrey(cat) Purr'n'Fur

ハンフリーの写真

 以下でご紹介するのは、イギリス首相官邸におけるネズミ捕獲係として有名な猫「ハンフリー」の写真です。 ハンフリーは最終的に「ネズミ捕獲長」まで出世しました。
 ダウニングストリートを我が物顔で歩くネズミ捕獲長・ハンフリー。写真の出典はこちら
首相官邸の近くで害獣に目を光らせる猫のハンフリー。
 周囲に目を光らせるハンフリー。首相官邸の一部は16世紀に建設されたため建て付けが悪く、また近くにセント・ジェームズ公園があるため、常に害獣・害虫に悩まされてきた。写真の出典はこちら