トップ有名な猫一覧保持記録で有名な猫リトルニッキー

リトルニッキー

 世界で始めて売られたクローンとして有名な猫「リトルニッキー」について解説します。

リトルニッキーとは?

 リトルニッキーは、2004年10月17日、クローン技術によって商業的に生み出された世界初の猫。
リトルニッキーは、料金をもらってクローニングされた最初の猫として有名  依頼したのはノーステキサスに住む「ジュリー」(Julie)という名の女性で、複製はカリフォルニアに本拠地を置いていた「Genetic Savings & Clone」社が担当しました。複製元となったDNAは、2003年に17歳で死んだ彼女の飼い猫、メインクーンの「ニッキー」で、料金は当時の金額で50,000ドルかかったといいます。この高額の料金に対し、全米動物愛護協会、およびその他の動物福祉団体からは、「50,000ドルあれば、殺処分されるほかの多くの犬猫を救えるはず」と抗議の声が上がりました。
 リトルニッキーは目立った副作用は無かったもののその後他界し、現在は「Grant Museum of Zoology」に展示されているとのこと。 Little Nicky(cat) BBC News

リトルニッキーの写真

 以下でご紹介するのは、世界で始めて売られたクローンとして有名な猫「リトルニッキー」の写真です。 リトルニッキーのクローニングにかかった費用は、当時の金額で50,000ドル
 クローン技術によって商業的に生み出されたリトルニッキー。ちなみに商売抜きで最初にクローニングされたのは、CCという猫。写真の出典はこちら
商業クローン猫リトルニッキーと、それを抱く飼い主のジュリーさん
 飼い主の「ジュリー」さんに抱かれるリトルニッキー。クローニングを担当した「Genetic Savings & Clone」社は、生命倫理上の問題や犬猫殺処分の問題と折り合いが付かず、2006年に閉鎖した。写真の出典はこちら