猫の言葉・気持ちが表れる状況 猫が前足を折りたたんで器用に「香箱座り(箱座り)」をしています。この時の猫の気持ちは? 猫の言葉・気持ちの解説 前足を折りたたんで座る、いわゆる「香箱座り」(こうばこずわり)は、大型ネコ科動物であるライオンやトラには出来ない、猫特有の座り方です。猫の姿が、香木や香料を収納する蓋付きの「香箱」(こうばこ)に似ていることから名づけられました。 香箱座りは、即座に動作に移れない体勢のため、猫がある程度リラックスした状態にないと見られません。猫がこの座り方をしているとき、目は半開きでトロンとし、耳はゆったりと上に向かって立っているはずです。 ちなみに歌川国芳(うたがわくによし)の「山海愛度図会」(さんかいめでたいずえ)にも、香箱座りをする猫が描かれていますが、やはりまったりとリラックスした表情をしています。 猫の足 山海愛度図会