トップ猫の心を知る猫の言葉・気持ち香箱座りをする

香箱座りをする

 猫の見せるちょっとした態度やしぐさに表れる言葉・気持ちのうち香箱座りをするについてクイズ形式で詳しく解説します。猫の本音を当ててみてください。

猫の言葉・気持ちが表れる状況

 猫が前足を折りたたんで器用に「香箱座り(箱座り)」をしています。この時の猫の気持ちは? 「香箱座りをする」・設問写真

猫の言葉・気持ちの解説

「香箱座りをする」・解答と解説 前足を折りたたんで座る、いわゆる「香箱座り」(こうばこずわり)は、大型ネコ科動物であるライオンやトラには出来ない、猫特有の座り方です。猫の姿が、香木や香料を収納する蓋付きの「香箱」(こうばこ)に似ていることから名づけられました。香箱と歌川国芳の「山海愛度図会」  香箱座りは、即座に動作に移れない体勢のため、猫がある程度リラックスした状態にないと見られません。猫がこの座り方をしているとき、目は半開きでトロンとし、耳はゆったりと上に向かって立っているはずです。
 ちなみに歌川国芳(うたがわくによし)の「山海愛度図会」(さんかいめでたいずえ)にも、香箱座りをする猫が描かれていますが、やはりまったりとリラックスした表情をしています。 猫の足 山海愛度図会