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3月の猫ニュース

 2014年3月の猫に関するニュースをまとめました。一番上が最新で、下にスクロールするほど記事が古くなります。記事内にリンクが貼られていることもありますが、古い記事の場合はリンク切れの時がありますのでご了承下さい。

3月30日

 熊本市小山にある動物愛護センター「ハローアニマルくまもと市」では、新たな飼い主を待つ犬猫のための専用施設「愛護棟」が完成しました。
 棟は鉄筋コンクリートの平屋で、延べ床面積は418平方メートル。整備費には約2億800万円かかったとのこと。今回公開された「猫を飼う際のモデルルーム」では、猫が快適に暮らせる空間が再現されています。
 一方、犬を保護管理する犬舎には空調設備が整えられ、中型以上の22匹を収容可能。引き取り希望者と相性を確認するための中庭もあります。
 棟にはその他にも、トリミング室、譲渡前に不妊・去勢手術などをする治療室、高さ7メートルの防音壁、脱臭装置などが整備されており、「殺処分ゼロ」を実現するための足場として機能する予定です。運用は31日から。 熊本市動物愛愛護センター Source---KUMANICHI.COM
熊本市動物愛愛護センターに設けられた猫のためのモデルルーム

3月29日

 イギリス南東部のバークシャー州において、世界初と思われる、猫から人への結核感染例が報告されました。
 19歳になるジェシカ・リヴィングさんは昨年の10月、微熱と意識混濁に見舞われ、病院に緊急搬送されました。そこで下された診断名は「結核」。感染ルートをたどったところ、5週間ほど前に拾った猫のオニックス(Onix)である可能性が浮上しました。猫の結核例はオニックスの他にも8件報告されていることや、感染動物が全て3マイル以内に集中していることから、イギリスのロンドンを取り巻くように位置しているホームカウンティーズにおいては、動物から人間への感染が懸念されています。
 イギリスの衛生局によると、病気の感染源は家畜のウシであり、アナグマが媒介者として機能している可能性が高いとのこと。同局のディリス・モーガンさんは、「猫から人間に結核が感染したのだとしたら、世界初の症例になる」と語っています。 関連⇒結核 Source---Daily Mail Online

3月26日

 中国広東省に住む女性が、捕まえた猫を殺してスープにするまでの写真をネットにアップし、激しい非難に遭っています。
 このとんでもない写真を、中国版Facebookともいえる「ウェイボー」(Weibo)にアップロードしたのは、Li Jinbangという名の女性。「捕まえた猫を食べちゃった」というお気楽なコメントに引き続いて投稿されたのは、猫を解体してその一部をスープにするまでの写真でした。
 これを見た国内の愛猫家たちは激怒。さっそく彼女に対して激しい非難の声を上げました。ネット上での猛反発にたじろいだ彼女は「交通事故でひどい怪我を負っていたから安楽死させてあげた」と弁明。しかし閲覧者の怒りは覚めやらず、とうとう記事を削除する状況にまで追い込まれました。
 2012年、中国当局は猫を食用にすることを禁じる草案を作成したものの、いまだに年間400万頭もの猫が、食用に殺されていると推計されています。 Source---Daily Mail Online
捕まえた猫を殺してスープにするまでの写真をネットにアップしたLi Jinbang

3月25日

 猫をモチーフとした優れた映像作品を表彰する、第2回「キャットダンス映画祭」が開催されました。
 当映画祭は、アメリカで毎年開催されるインディペンデント映画の「サンダンス映画祭」をもじったもの。スポンサーは猫砂メーカーFresh Step社で、「Feline Arts Council」(猫芸術協議会)が、猫を題材としたたくさんの短編映画の中から、最優秀賞を選ぶという趣向です。
 今年の最優秀賞に輝いたのは、捨て猫リッキーと保護家庭の先住犬ロミーとの交流を描いた「リッキー」という作品。製作を手がけたサイモン・サベリエフ氏は、賞金5万ドルと黄金色の猫砂用スコップを獲得しました。賞金の一部は、動物保護団体への寄付と、映像に声を当ててくれた近所の少女ウィラちゃん(8)の大学進学資金積み立てに充てるとのこと。 Ricky

3月20日

 出版大手の大日本印刷は、3月18日から31日まで、東京都新宿区にある「ドットDNP」にて、「LOVEねこ写真展」を開催します。
 当イベントは、猫専門写真家・板東寛司氏の電子書籍発売を記念したもの。会場では、子猫を慈しむ親猫や、ぴったり寄り添うカップル猫など、板東氏が撮影した猫の写真が多数展示されます。また期間中は、「honto電子書籍ストア」にて、猫に関する電子書籍を期間限定50%OFFの特別価格で購入することもできます。 LOVEねこ写真展 Source---大日本印刷

3月19日

 女優の杉本彩さんは3月17日、動物愛護を目的とした一般財団法人「Eva」(エヴァ)を立ち上げました。
 同団体の最終目標は、専用施設を建て、飼い主から飼育放棄された動物たちを保護すること。理事長に就任する杉本さんは、「芸能人でいることが目的ではない。芸能人という肩書きを利用して、動物愛護をアピールしていきたい」と、意気込みを語っています。 動物環境・福祉協会Eva

3月17日

 猫と触れ合える喫茶店、通称「猫カフェ」に関し、2014年6月以降も午後10時までの夜間営業が認められることとなりました。
 当決定は17日、環境省の中央環境審議会が示したもの。そもそもペットショップなどが犬と猫を展示できる時間は、2012年6月に施行された「動物愛護管理法の改正省令」により、午前8時から午後8時までと決められています。しかし猫カフェだけは例外扱いとなり、「2014年5月末まで」という条件付きで、午後10時までの営業が認められていました。
 今回の部会では、この例外措置の期間が見直され、「2016年5月末まで」に修正。今後さらに2年間をかけ、猫へのストレスなどを調査し、規制の妥当性を検討するということです。ただし、「猫が1歳以上で、施設内を自由に移動できる」ことが条件となります。 動物愛護法をもっと知ろう

3月16日

 イギリス国内では、「ペットグッズ小売店の中に特設ブースを設置して犬や猫の里親募集を行う」というスタイルに関し、論争が巻き起こっています。
 ペットグッズ小売の大手「ペッツアットホーム」(Pets At Home)の店内に、犬や猫のための「養子縁組センター」(rehoming centre)を設けたのは、慈善団体大手の「RSPCA」(英国王立動物虐待防止協会)、「Battersea Dogs & Cats」、「Cats Protection」など。こうした団体は、「啓蒙する良い機会になる」、「厳正な審査を行うことで衝動買いを予防できる」、「活動資金集めにもなるし、引き取られる動物の数も増える」として、このスタイルの有効性を強調しています。一方、こうした主張に対し一部の動物愛護派は、「衝動買いを促す」、「狭い場所に閉じ込めるのは動物の福祉を損なっている」、「ショーケースに展示してお金を取るというスタイルはペットショップと同じだ」といった反論を展開しており、にわかには決着が付かない様相を呈しています。
 なお、犬や猫を引き取る際には料金が必要となりますが、それは犬猫の「価格」ではなく「引き取り料金」という名目になります。果たしてこのスタイルは、有効な結果を出し、市民権を得ることができるのでしょうか? Source---Daily Mail Online
養子縁組のための特設ブースを設置しているペットグッズ小売大手「pets at home」

3月16日

 イギリス北部バーンズリーの裁判所は13日、飼っていた子猫を電子レンジに入れて死なせたとして、精神疾患の女(23)に対し、禁錮14週の実刑判決を下しました。
 公判記録によると被告は、金魚を襲った罰としてペットの子猫を電子レンジに投入。タイマーを5分にセットしスイッチを入れ、1分が経過したところで取り出したとのこと。ジョン・フォスター判事は「飼い主を信じ、頼り切っているペットに対して、とてつもなく残忍な行為だ」と述べ、被告に対し「禁錮14週」、および「生涯ペットを飼うことを禁ずる」という判決を下しました。
 なお被告側弁護人によると、女は長年うつ病を患っており、これまでに20回ほど強制入院させらたという経歴があるそうです。 Source---AFPBB News

3月14日

 高橋留美子原作の漫画「うる星やつら」に登場するコタツネコの特大ぬいぐるみが、4月上旬にエスケイジャパンより発売されます。
 「コタツネコ」は、凍死した野良猫が化けて生まれた巨大猫で、無口と怪力を特徴とする人気キャラクターです。ぬいぐるみは座高72センチメートルの特大サイズ。限定70個で、商品ページには高橋先生からのコメントも掲載されています。価格は1万5,540円。販売はオンラインショップの「GlamOne」にて。 GlamOne
コタツネコの特大限定ぬいぐるみ

3月14日

 ネズミ被害に苦しむイギリスの国会議事堂では今後、害獣駆除係として猫を受け入れないことを明言しました。
 建物の老朽化が進むロンドンの国会議事堂は、長らくネズミによる被害に苦しめられてきました。これまでは、ネズミ捕り専門の猫を常駐させることで何とか凌いできましたが、ジョン・バーカウ議長は今後、「ネズミ捕り係として猫を雇わない」ことを決定しました。
 この決定の背景には複数の要因があるようです。まず第一に、善意の国会議員が猫にエサを与えてしまい、肥満によって動きが鈍くなるということ。そして第二に、官庁街の道路に飛び出して事故に遭う危険性があること。そして第三に、敷地内1700ヶ所以上に設置されている害虫駆除薬を、誤って口にしてしまう危険性があること。そして最後に、議員の中には猫アレルギーを発症してしまうものがいることです。
 こうした複数の事情により、イギリスの国会では今後、猫の姿を見かけることはなくなってしまうようです。なお、2011年には「ラリー」という名の猫がネズミ係として迎え入れられましたが、「職務怠慢」を理由に解雇されています。 Source---Daily Mail Online
ネズミ捕り係として期待されたものの、職務怠慢によって解雇された猫「ラリー」

3月10日

 福島県白河市の「フクシマスペイクリニック」では、東日本大震災により原発周辺に取り残された犬と猫を対象に、不妊手術を専門とした医療活動を行っています。
 同クリニックは、神戸市に本部をもつ民間非営利団体「アニマルレスキューシステム基金」が2012年9月に開設したもの。1995年の阪神大震災の後、野良犬や野良猫が出産を繰り返して数が増え、殺処分せざるを得なかったという教訓から、不妊手術(=spay)専門の病院として運営しています。
 手術を受けさせるため、犬猫たちを保護するのはボランティアの人たち。そして実際の手術を行うのは、主に県外からやってきた獣医師です。受け取る報酬は協力金だけという、半ばボランティアのような形であるため、施術は週末が中心となります。
 執刀に当たる獣医師の数はまだまだ不足しているのが現状で、基金代表の山崎ひろさん(45)は「動物の犠牲を増やしたくない」と語っています。 FUKUSHIMA SPAY CLINIC Source---福島民報

3月6日

 2013年、ミシガン大学は10年間の医療記録を分析し、猫の咬傷とうつ病との間に、強い関連性がある可能性を突き止めました。
 同大学の研究チームは、1,300万人に及ぶ医療記録をデータベース化し、動物による咬傷とうつ病の発症確率について調査しました。その結果、猫の咬傷とうつ病の発症確率には強い関連性があり、特に女性では顕著であるという傾向を明らかにしました。また上記関連性から逆算した場合、猫に噛まれたことがある人のうち、「うつ病」と診断される人の割合は女性で47.0%、男性で24.2%にまで及ぶとのこと。
 咬傷とうつ病との奇妙な関連性については、いまだ議論の最中ですが、「女性の方が猫の飼育率がそもそも高い」、「飼い主の変化をきっかけとして猫の噛み付きが起こった可能性がある」、「トキソプラズマの影響」などの可能性が検討されています。 猫の噛み付きとうつ病

3月5日

 ロンドン初の猫カフェ「Lady Dinah's Cat Emporium」が、3月の初旬にオープンしました。
 ロンドン東部のショアディッチ地区に猫カフェをオープンしたのは、オーストラリア人のローレン・ピアーズさん。事業の趣旨に賛同した人々から、ネットを通じて運営資金を募る「クラウドファンディング」によって開業が実現しました。猫たちは保護施設から譲り受けた里子で、食事だけでなく、猫グッズの販売なども手がけています。なお「Emporium」とは「百貨店」という意味です。 Lady Dinah's Cat Emporium
ロンドン初の猫カフェ「Lady Dinah's Cat Emporium」