トップ有名な猫一覧奇跡の生還を果たした猫ロビー

ロビー

 猛火から生き延びたことで有名な猫「ロビー」について解説します。

ロビーとは?

 ロビーは、PDSAの「奇跡の生還賞・2013」において大賞を受賞した猫。
猛火の中から逃げ出し、大ヤケドを負いながらも何とか一命を取り留めた猫ロビー  PDSAとは、怪我や病気に苦しむ動物たちに、ボランティアで治療を行う非営利団体。このPDSAが2013年から始めた「奇跡の生還賞」は、1年の内で最も過酷な目に遭い、なおかつその試練を乗り越えた動物に与えられる賞です。初開催となる2013年度は、最終選考に残った6匹の動物たちによる決選投票が行われ、その結果、12月15日~12月22日の1週間で最も多くの得票数を得た猫の「ロビー」が大賞を受賞しました。
 ロビーはロンドン南部にあるクロイドンに暮らす野良猫でした。2013年5月、彼が屋外に放置されていたソファの下で寝ていたところ、何者かがそのソファに火をつけます。命からがら逃げ出したものの、彼は顔と前足に大ヤケドを負い、瀕死の重症を負ってしまいました。発見した人によってすぐさま病院に連れ込まれましたが、片方の後足を切断し、また残りの足もヤケドによる引きつれで団子状態なってしまいます。
 その後6ヶ月に渡る入院生活を余儀なくされましたが、幸い数千ポンドに及ぶ治療費は全て地元コミュニティのカンパで賄われたとのこと。現在は新しい飼い主であるジル・スミス氏に引き取られ、不自由な足で元気に走り回っているそうです。 PDSA BBC News

ロビーの写真

 以下でご紹介するのは、猛火から生き延びたことで有名な猫「ロビー」の写真です。 災難にあった直後のロビー
 救助されたばかりのロビー。顔や頭のほか後足にも大ヤケドを負い、片足の切断を余儀なくされた。写真の出典はこちら
ヤケドから回復し、元気な姿に戻ったロビー
 受賞プレートの横でポーズを決めるロビー。痛々しかったヤケドの後も消え、かなり回復した模様。写真の出典はこちら