トップ有名な猫一覧奇跡の生還を果たした猫ウィロー

ウィロー

 2,900キロを移動したことで有名な猫「ウィロー」について解説します。

ウィローとは?

 ウィローは、コロラド州からニューヨークまでの、およそ2,900キロメートルを移動した猫。
コロラドからニューヨークまで移動した猫ウィロー  三毛猫の彼女は、コロラド州のボールダーにあるスクワレス家で飼われていました。しかし2006年、家の改築中に脱走し、そのまま行方知れずになってしまいます。家族は意気消沈しましたが、「コヨーテに食べられてしまったのだろう」と諦め、いつしか猫のことを忘れていきました。
 ところが5年後の2011年の9月、およそ2,900キロメートル離れたニューヨークのアニマルシェルターから「ウィローが見つかった」という連絡が家族の元に入ります。遠く離れた場所に暮らす飼い主の身元が判明したのは、猫の体内に個体認証用のマイクロチップが埋め込まれていたためです。こうしてスクワレス家とウィローは、5年という長い年月を経て、奇跡の再会を果たしました。
 ちなみにウィローが2,900キロメートルも移動できた理由としては、「コロラドに来ていた旅行者が、迷子猫だったウィローと出会い、自宅のあるニューヨークまで連れ帰った」というのが定説となっていますが、いまだに真相は分かっていません。 Willow(cat) The Mystery Of Willow

ウィローの写真・動画

 以下でご紹介するのは、2,900キロを移動したことで有名な猫「ウィロー」の写真と動画です。 家の改築中に脱走し、5年間行方不明だった三毛猫ウィロー
  棚の上でくつろぐウィロー。彼女がどのようにして2,900キロもの距離を移動したかについては、いまだに分かっていない。 写真の出典はこちら
マイクロチップのおかげで、2,900キロ離れた飼い主が判明したウィロー
 CNNキャスターのアンダーソン・クーパーに抱かれるウィロー。彼は猫好きで知られる。写真の出典はこちら
NBC News
 以下でご紹介するのは、行方不明だった三毛猫ウィローが、ニューヨークで発見されたことを報じるNBCニュースの映像です。マイクロチップがなければ、家族との奇跡の再会は起こらなかったでしょう。 元動画は→こちら