トップ猫の手入れとケア猫のブラッシングの仕方

猫のブラッシングの仕方

 猫は一般的に自分で自分の毛をきれいにしますが、長毛種は口に入った長い毛を飲み込んでしまう恐れもありますので、飼い主の事前ケアが必要となります。以下では猫をブラッシングする際のコツや必要なものなどをまとめました。なお、猫の皮膚や被毛の健康チェックに関しては、体の部分的な変化や異常を参照しながら日々行うようにしてください。

猫のブラッシングの必要性

自分の毛を大量に飲み込んでしまうと、毛球症という病気を発症することがあるので注意が必要  猫は本来「待ち伏せ型」の狩猟を行う肉食動物です。ですから獲物に気づかれないよう、本能的に自分の体を清潔にし、周囲に匂いが発散しないようにメンテナンスを行います。グルーミング(毛づくろい)とも呼ばれるこの行動は、小さな突起の付いた舌や櫛(くし)のような門歯を用いて行います。しかし換毛期(かんもうき=毛の生え変わる時期)になると、グルーミングに伴って大量の毛を飲み込んでしまうため、飼い主は注意が必要です。飲み込んだ毛の量が多すぎてうまく吐き出せない場合、毛球症(もうきゅうしょう)という病気になり、場合によっては手術によって開腹する必要がありますので、飼い主にとっても猫にとっても、大変な負担になります。
 そうした最悪の事態を予防するためにも、定期的に飼い主が猫のブラッシングをしてあげましょう。また、定期的にブラッシングすることには、飼い猫の体の状態を定期的にチェックするという意味合いもあり、異変があったときはいち早く気づいてあげることが出来ます。
 短毛種の場合は毎日1回、長毛種の場合は朝晩2回のブラッシングが理想です。 猫に必要なお手入れグッズ 体の部分的な変化や異常
猫のブラッシングの仕方トップへ

猫の毛の生えている方向

 猫の被毛はある一定の方向に生えています。ブラッシングをかけるときは、この猫の毛の方向に沿ってくしを入れるように心がけましょう。個体によって多少の違いはありますが、基本的には以下の図を参考にして下さい。 猫の毛
猫の毛の生え方
猫の毛の生えている方向~頭部と胴体
猫のブラッシングの仕方トップへ

猫のブラッシングの方法

 じっとしているのがあまり好きではない猫の場合、一回のブラッシングは、おおよそ3分くらいで終えるようにします。猫の気分を無視して強引にブラッシングしようとすると、以後ブラシを見ただけで逃げられる可能性があるからです。猫が嫌がらない程度に行うのが基本とお考え下さい。 猫を生活用品に慣らす 猫をブラッシングするときは、比較的嫌がらない頭部や背中から開始し、徐々に腹部に向けて行いましょう。  長毛種の猫の場合は、絡まった毛が無いかどうかを確認するため、目の粗いブラシで軽く被毛をとかします。勢い良くやるとからまった毛が抜けてしまいますので、ゆっくり行いましょう。ブラシが滑らかに通るようになったら、短毛種も長毛種も同様にブラッシングします。
 最初にブラシをかけるのは、猫が比較的嫌がらない頭の後ろ、首の周りなどです。猫がじっとしているようなら徐々に背中に向かってブラシをかけていきましょう。その勢いで腰からしっぽに移動します。しっぽまできたら今度は猫を仰向けにしておなか部分をブラッシングしましょう。仰向けの場合は猫をひざの上に乗せて行うとやりやすいかもしれません。毛の方向に沿ってブラッシングをすれば、それほど毛が絡まずにスムーズにできるはずです。なお、下にリンクした動画をご覧頂いて分かるとおり、換毛期(毛の生え変わる時期)になると、相当量の毛が抜け落ちます。掃除しやすいようにバスタブで行ったり、粘着テープなどを用意しておきましょう。
ノミ取りコームで万が一のみを発見しても、つぶしちゃダメ!  くし(コーム)を用いたブラッシングには、「ノミ取り」という効果もあります。コーミングしていてもしノミを発見したらその場でつぶさず、台所用洗剤を数滴垂らした熱湯にくしをつけてノミを殺すか、もしくはガムテープにノミを貼り付けて捨ててしまいます。あえてノミをつぶさないでおくのは、メスのノミの体には卵が入っていることが多々あり、つぶした際に卵が猫の体に付着して、猫の体の表面で将来的に孵化(ふか)してしまう恐れがあるためです。ノミとりコームやノミ・ダニ駆除剤に関しては色々な商品が開発されています。 猫に必要なお手入れグッズ
猫のブラッシング
 以下でご紹介するのは猫のブラッシングの仕方を解説したハウツー動画です。 元動画は⇒こちら
猫のブラッシングの仕方トップへ