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猫のストレスフリー通院ガイド~動物病院の選び方から帰宅後の注意点まで

 猫は病院が嫌いです。動物病院で猫が暴れると医療スタッフを傷つけてしまう危険性が増え、また正確な診察ができなくなります。場合によっては鎮静剤など不要な投薬が必要となりますので、猫にとってもスタッフにとっても飼い主にとっても何一つよいことはありません。では一体どうすれば猫の通院ストレスを減らすことができるのでしょうか?最新の科学的なデータとともに詳しく解説します。

猫は病院が嫌い

 定期的に動物病院を受診し、外からは見えにくい怪我や進行性の病気にいち早く気づいてあげることは、ただ単に猫の寿命を伸ばすだけでなく「健康寿命」を伸ばす上でとても重要です。しかし1年間のうちに動物病院に通う回数を見てみると、猫は犬よりもかなり少ないようです。
 例えばペットフード協会が公開している最新の統計データ(2020年版)によると、一度も病院に行かなかった犬の割合が10.7%だったのに対し、猫のそれは32.3%だったと報告されています出典資料:ペットフード協会, 2020)
犬と猫の年間通院回数
過去1年間における犬と猫の通院回数比較グラフ  こうした極端な格差の背景にあるのは、猫の動物病院嫌いだと考えられます。病院に連れて行こうとキャリーバッグを持ち出したとたん、人間の手が届かない場所に逃げ込んで籠城(ろうじょう)を決め込み、最終的には「また今度にしよう」と諦めてしまうことは多くの飼い主が経験する通過儀礼です。
 しかし猫は痛みや体調不良を隠すことに関してはエキスパートですので、動物病院でしっかりとした診察を受けないと慢性腎不全を始めとした進行性の病気に気づかないまま悪化させてしまうことも少なくありません。猫たちの健康寿命を伸ばすため、飼い主に課された重大な責務の一つは通院に伴うストレスをできるだけ小さく抑え、見ただけでは気づきにくい病気や怪我にいち早く気づいてあげることです。以下では具体的な方法について詳しく解説していきます。
NEXT:家を出る前にすべきこと

家を出る前のストレス管理

 動物病院に出かける前の段階でできる下準備がたくさんあります。実践するかどうかで猫のストレスレベルがかなり変わりますので、日頃から意識的に練習するようにしましょう。

ハンドリングの練習

 ハンドリング(handling)とは人間の手で猫の体のあちこちを触ることです。動物病院においては動物看護師さんや獣医さんが猫の体に必ずタッチしますので、事前に以下のようなハンドリングを実践しておけば診察時のストレスを低く抑えることができます。具体的なやり方はリンク先をご参照下さい。
自宅でできるハンドリング
  • 口を開ける口の中や歯の診察したり、口を開けて投薬する際の練習になります。 猫の歯磨きの仕方猫のハンドリングトレーニング~口元
  • 耳を触る耳の中を診察したり鼓膜で体温を測る際の練習になります。 猫の耳掃除の仕方猫のハンドリングトレーニング~耳
  • 胸・腹・体の側面を触る看護師さんが体を保定したり、獣医さんが腹部を触診したり聴診器を当てる際の練習になります。猫のマッサージの仕方 猫のブラッシングの仕方 猫のハンドリングトレーニング~体幹部
  • 手先・足先を触る大腿動脈で脈拍を取ったり注射(ワクチンや採血)をする際の練習になります。 猫の爪切りの仕方猫のハンドリングトレーニング~手先と足先
  • 目を触る眼球や結膜を診察する際の練習になります。猫のハンドリングトレーニング~目
  • おしりを拭くトイレに行った後、しっぽを持ち上げてお尻周りを拭く習慣をつけておけば、体温を直腸温で測ったりしっぽで血圧を測定する際の練習になります。猫のハンドリングトレーニング~しっぽ

キャリートレーニング

 キャリートレーニングとは猫を入れて持ち運ぶ際に使うキャリーバッグやクレートにあらかじめ慣らせておくことです。
 オーストリアにあるウィーン獣医療大学が行った調査では、動物病院に行く前の段階でキャリーバッグ(クレート)に入れる練習をし、車に乗せる予行演習をしたところ、猫のストレスレベルが低くなると同時に診察に要するトータル時間が短くなったと報告されています。具体的な練習方法は以下のページをご参照下さい。 猫のキャリートレーニングは病院への移動と診察ストレスを軽減する 動物病院では上や横が開いて猫の体を露出しやすいキャリーバッグが望ましい  ベストなキャリーバッグやクレートのデザインに関しては意見の分かれるところで、また科学的な調査も行われていません。全米猫医療協会(AAFP)のハンドリングガイドラインを始め、複数の指南書では上や横が大きく開いて猫を抱きかかえることができるデザインが共通して紹介されています。横に出入り口がついているタイプだと猫が中で踏ん張ったままなかなか出てこようとせず、斜めにして揺さぶらないといけなくなるためです。
 家でテーブルや机に乗ることを禁止されている場合、診察台の上に乗せられた状態は「怒られる!」という不安感を引き起こします。上下が分かれるタイプのクレートの場合、上半分を取り除いてタオルを掛けてあげれば、猫に安心感を与えつつ診察が可能になるでしょう。
🚨スクラッフィングはNG  スクラッフィング(scruffing)とは猫のうなじ部分を手でつかんで持ち上げる手技のことです。福祉上の観点から全米猫医療協会(AAFP)では禁止されており、また全身を拘束した場合と同レベルのストレスが観察されたという調査報告もありますので、安易にこの方法を用いる動物病院はその場で診察を断るか、少なくとも次回以降は行かないようにしましょう。また飼い主自身も、じれったいからといってキャリートレーニングの最中に用いないようにして下さい。 「スクラッフィング」はストレスの原因 猫の項の皮膚を強く掴む(=スクラフィングする)と背部不動化反射が生じる

猫に優しい病院を見つける

 キャットフレンドリークリニック(cat friendly practice, CFP)とは全米猫医療協会(AAFP)が「猫に優しい」として認定した動物病院のことです。レベルによって金(ゴールド)、銀(シルバー)、銅(ブロンズ)というランク付けがあります。米国内で診療所は「practice」と呼ばれますが、日本では馴染みがないためか「クリニック」という言葉に置き換えられていますので、当ページ内でも便宜上「キャットフレンドリークリニック」と呼ぶことにします。
シルバーレベル
  • 設備や施設全体が基準を満たしている
  • スタッフ全員が猫にストレスをかけない扱い方を心得ている
  • どんな質問にも答えられる「猫スタッフ」(Cat Advocate)が最低一人常駐している
  • 猫にやさしい待合室がある
  • しっかりとした入院設備がある
ゴールドレベル
  • シルバーレベルの基準を全て満たしている
  • 病院内に猫専用の区画がある
  • 入院猫用の大き目なケージがある
  • 待合室が猫に特化している
  • 施設や設備が猫に特化している
 動物病院における大きなストレス源の一つは、待合室で遭遇する不特定多数の犬や猫の存在です。特に犬の存在は慣れていない猫にとって自分を襲う捕食者に見え、ストレスを通り超えて恐怖心を抱くこともありますので、「猫に優しい」病院においては可能な限り接触できないような空間づくりがなされています。 キャットフレンドリークリニックの待合室では他の猫や犬との接触が最小  自宅の近くで運良くキャットフレンドリークリニックを見つけたにしても、残念ながら見つからなかったにしても、受診する前に必ず予約を取るようにしてください。待合室における長い待機時間は猫のストレスを累積させますので、事前に予約を取ってスムーズに診察に移れるようにしておきます。猫をキャリーバッグに入れることに苦戦するような場合は「部屋の中で猫を捕まえる方法」が参考になるでしょう。なお日本国内におけるキャットフレンドリークリニックは以下のサイトから検索可能です。 JSFM・CFCデータベース NEXT:移動中にすべきこと

移動中のストレス管理

 自宅から動物病院へ移動する際、以下のような点に注意しておけば猫のストレスを最小限に抑えることができるでしょう。

安全毛布を用意する

 安全毛布(security blanket)とは持っているだけで安心感を抱ける魔法のアイテムのことです。猫が家の中で日常的に使っている毛布やおもちゃがあれば、キャリーバッグの中に入れてあげましょう。赤ちゃんにとっての安全毛布と同じように、馴染みのある匂いが安心感につながってくれるはずです。飼い主の匂いが付いたシャツやタオルでも構いません。こうしたタオルや毛布は秋から冬にかけての寒い時期における防寒具になってくれたり、診察中の猫を保定する際にも役立ってくれます。 猫の安全毛布は防寒具や保定具としても役立ってくれる  猫の好きなおやつを一緒に入れてあげるという方法もありますが、麻酔や乗車が予定されている場合や獣医さんから特別な指示がある場合は控えるようにします。またまたたびやキャットニップは心拍数や呼吸数に影響を及ぼす可能性がありますので、たとえ猫の好物でも診察が終わるまでは使わないほうが良いでしょう。

車で通院する場合

 タクシーであれ自家用車であれ、自宅から動物病院まで車で移動する場合は丈夫なキャリーバッグに入れた上で飼い主が膝の上に抱えたりシートベルトで固定したりします。 キャリーバッグを車に乗せる際は必ず人間の手かシートベルトでしっかり固定すること  絶対にダンボール箱に入れたりハーネスにつないだ状態では移動しないでください。自宅と車、および車と動物病院を結ぶ短い距離の間で脱走し、そのまま迷子になってしまうケースが多々見受けられます。また洗濯かごを使った手作りのキャリーや赤ちゃんに用いるようなスリング(肩掛け紐)も、同じ理由で望ましくありません。
 車酔いを予防する目的で、人間向けの酔い止め薬を自己判断だけで猫には絶対に与えないでください。中毒に陥る危険性があるだけでなく、心拍数や呼吸数といった生理学的なパラメーターに影響を及ぼして正確な診断ができなくなってしまう可能性があります。

徒歩で通院する場合

 自宅から動物病院まで歩いて通院する場合、丈夫なキャリーバッグやクレートに入れた状態で移動します。車の場合と同様、脱走を予防するためダンボール箱、ハーネス、手作りキャリー、スリングでは移動しないでください。 覗き窓が付いたタイプのキャリーバッグは猫に不要なストレスを掛ける  近年は「かわいい」という飼い主の好みだけで覗き窓付きのキャリーバッグが売られていますが、この宇宙飛行士デザインは中にいる猫のストレスが全く考慮されていません。飼い主は注目されて気持ちいいのかもしれませんが、慣れ親しんだ自宅から引き離された猫に「車窓を流れゆく風景を楽しむ」などという心の余裕はありませんので、不特定多数の人がジロジロ見ることによる不要なストレスはかけないように注意しましょう。

自転車で通院する場合

 自宅から動物病院まで自転車に乗って通院する場合、キャリーバッグを誤って落としてしまう危険性がありますので十分な注意が必要です。
 前のカゴに乗せる場合は落ちないよう片手を添えなければならず、運転が不安定になります。後ろのリアキャリアに結びつける場合はよほどきつく固定しない限り移動中にずれてしまいますし、運転中にキャリーバッグの様子を確認することができません。片手にぶら下げた状態で移動する場合は、運転が不安定になると同時にキャリーバッグが通行人にぶつかってしまう危険性があるでしょう。それ以前に、そもそも自転車の片手運転は法律で禁じられています。
 リュック型のキャリーバッグを使えば比較的安定した運転はできますが、先述したように覗き窓がついていると猫に不要なストレスを掛けてしまいますので、タオルなどで隠した状態で使うようにします。
NEXT:動物病院ですべきこと

動物病院でのストレス管理

 動物病院に到着した後、以下のような点に注意しておけば猫のストレスを最小限に抑えることができると考えられます。なお前述したように、待合室における待機時間を最短にするため事前に予約を取り、遅刻しないようにしてください。

キャリーバッグを隠す

 猫を入れているキャリーバッグは飼い主が膝の上に置き、出入り口を隠すようにします。キャットフレンドリークリニックの場合は専用の置き場所が設けられていますのでそこを利用しましょう。 猫にとって身を隠すことは安心感につながる  過去に行われた複数の調査において「姿を隠す」という行為が猫たちのストレス軽減に役立っていることが示されています。 キャリーバックの窓から外の世界が見えないようにすると同時に、外にいる他の動物から中の猫が見えなくなるよう、出入り口を体で隠してあげるかタオルなどをかけてあげましょう。調査の詳しい内容は以下で解説してありますのでご参照ください。ケージ内における猫のストレスを最小限に抑えるコツは? 身体を隠せる空間(隠れ家)は猫の短期的なストレス軽減に有効

猫向け音楽を聴かせる?

 猫向けに開発された環境音楽を聴かせると、動物病院で診察を受ける時のストレスを軽減してくれるという予備的な報告があります。
 アメリカにあるルイジアナ州立大学の獣医療チームが行った調査では、「キャリーに入れられた状態で来院→待合室で10分間環境音楽に慣れさせる→キャリーから出して環境音楽を流しながら診察→環境音楽をストップしてキャリーに戻す→帰宅」という流れの中で、猫たちのストレスレベルがどのように変化するかが観察されました。その結果「音楽なし」および「クラシック音楽」と比較した場合、診察中のキャットストレススコア(CSS=ストレスの度合い)とハンドリングスコア(HS=ハンドリングのしやすさ)が統計的に有意なレベルて改善したといいます。
ねこのための音楽 - Music For Cats
 以下ではご紹介するのは、ナショナルシンフォニーオーケストラのチェリスト、デヴィッド・タイが作曲した猫向けの音楽「Scooter Bere's Aria」です。2015年10月にリリースされた「Music For Cats」というアルバムに収録されています。 元動画は→こちら
 結果は予備的なものですが、移動中や待合室での待機中、スマホなどに落とした猫向けの音楽を聴かせておけば、他の動物が発する鳴き声から意識が逸(そ)れて診察中のストレスがいくらか軽減されるかもしれません。調査の詳しい内容は以下のページをご参照下さい。 猫の通院ストレスを減らすコツは猫向け音楽「Music For Cats」

飼い主が付き添う

 待合室からのほんのちょっとした移動が猫に追加のストレスを与えている可能性が示されていますので、できるだけ飼い主が付き添ってあげましょう。 動物病院においては飼い主ができるだけ猫のそばに付き添ってあげたほうが良い  アメリカにあるフロリダ大学獣医学校のチームが行った調査では、他のエリアから間仕切りで隔離された診察室であれ、だだっ広い多目的の治療室であれ、わずかな移動によって猫のストレスレベルが上がり、飼い主がいない時にこの傾向が強まったと報告されています。
 診察しているときや治療中は、猫の目の届く場所に飼い主が寄り添い、「ここにいるよ」と安心させてあげるのがよいでしょう。調査の詳しい内容は以下で解説してありますのでご参照ください。 猫の動物病院嫌いを治す方法

フェロモン?

 猫のストレスを軽減する効果をもつと言うフェイシャルフェロモンが「Feliway®」(フェリウェイ)という商品名で市販されています。
 理論的根拠は、フェロモンが猫の鋤鼻器官(ヤコブソン器官)を刺激して「仲間が近くにいる」と錯覚することにより、孤立ストレスが幾分か軽減してくれるというものです。世界中で3ダースほどの調査報告があり、動物病院における実験もいくつか行われていますが、その効果に関してははっきり証明されているとは言い難いのが現状です出典資料:Hewson, 2014 | 出典資料:Frank, 2010))。とは言えストレスレベルが極端に悪化したという報告はなさそうですので「おまじない」程度の感覚で使うぶんには良いかもしれません。
 なおこの種の調査費用はメーカー自身が負担しているケースがあり、いわゆる「スポンサーバイアス」が掛かっていることがありますので読む際はご注意下さい。 猫のヤコブソン器官 NEXT:帰宅後にすべきこと

帰宅後のストレス管理

 動物病院から自宅に帰った後、以下のような点に注意しておけば猫のストレスを最小限に抑えることができると考えられます。

猫の体を拭く

 複数の猫を飼っている多頭飼育家庭の場合、病院のニオイがついた猫をよそ者とみなして同居猫が攻撃行動を見せるかもしれません。こうした不要な争いを避けるため、猫を家の中に入れる前に濡れタオルなどで体をよく拭き、病院臭をできるだけ消し去っておきましょう。
 また動物病院自体が感染性の細菌やウイルスの温床になっている可能性があります。特に聴診器を使用した場合は医原性(=医療行為に原因がある)の感染症をもらってしまう危険性を否定できませんので、病気予防のためにも猫の体を念入りに拭いてあげましょう。 ほとんどの医師が消毒していない聴診器は多剤耐性菌の感染源になりうる 獣医師の多くは、使用した後の聴診器をしっかりと消毒していないかもしれない

そっと見守る

 病院から自宅に戻った猫は、慣れない環境下で溜まったストレスを解消するため、家の中にあるなじみの隠れ場所に引きこもるかもしれません。これは正常なストレス反応ですので、飼い主は無理やり引っ張り出して構おうとせず自発的に出てくるまでそっと見守ってあげましょう。逆にそうした隠れ場所がない場合は用意してあげて下さい。なお長いときは引きこもりが2日間(48時間)ほど続くこともあります。 猫が喜ぶ部屋の作り方

痛みに気づいてあげる

 猫は人間よりも顔についている筋肉が少ないため、痛みや体調不良を抱えていても「しかめっ面」のようなはっきりした表情を作ることができません。そのため飼い主だけでなく獣医師ですら、猫の痛みをしっかりと把握していないケースが多く見られます。例えば不妊手術後に鎮痛薬を投与しないなどです。
 表情が乏しいからと言って猫が痛みを抱えていないわけではありません。猫向けに用意されたペインスケールがありますので、飼い主は猫が見せるわずかなしぐさや表情の変化に気を配っておく必要があります。こうしたサインを見落として無理やり猫に触ろうとすると、自分の身体を守ろうとした猫が思わぬ攻撃行動に出てしまう危険性がありますのでご注意下さい(疼痛性の攻撃行動)。 猫の急性痛を見つける 猫の慢性痛を見つける
急性期の痛みと猫の表情
急性期の痛みを感じているときの猫の表情~耳後方回旋・半眼・口元引き締め

通院をポジティブな体験に

 怖い経験をしたためか、自宅に戻ってから妙に甘えん坊になる猫がいます。通院に伴うネガティブな感情を少しでも緩和するため、こうした猫の愛情表現にはできるだけ応えてあげましょう。通院自体をポジティブな体験にすることは容易ではありませんが、家に帰ってから猫が大好きなおやつを与えるとか、マッサージしてあげるなども効果があります。 猫マッサージ完全ガイド
猫が6歳を過ぎたら、半年に1回の頻度で健康診断をするのが目安です。猫にとって通院がネガティブなイベントにならないよう、出発前、到着後、帰宅後のすべての段階でストレスを掛けないよう注意しましょう。猫の「正常」を知る方法