トップ猫の種類オシキャット

オシキャット

 猫の品種の1つ「オシキャット」に関する基本情報です。この猫はいったい、いつどこで生まれたのでしょうか?歴史や特徴を写真や動画とともに見ていきましょう!

オシキャットの基本情報

  • 原産
    アメリカ

  • 短毛
  • 体重
    3~6.5キロ
  • タイプ
    セミフォーリン
猫の購入や繁殖の前に  現在猫の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている猫がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また猫を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 猫の購入・入手方法 猫を選ぶときの注意 ペットショップで猫を買う前に

オシキャットの歴史・ルーツ

 オシキャットの起源は、1964 年のアメリカに遡ります。オセロットミシガン州バークレーの女性ブリーダー、ヴァージニア・ダリーが、アビシニアンの模様を持ったシャムを作り出そうとしてアビシニアンとシャムを交配させました。しかし生まれてきた第一世代はほとんどがアビシニアンに似た猫ばかりだったといいます。ところが、その猫を交配させた第二世代になると、アビシニアン模様のシャムのみならず、なんと斑点模様の子猫が生まれたのです。この猫が、現在のオシキャットの源流となっています。
 その後、シルバータビーのアメリカンショートヘアとの交配によりがっちりした体格になり、1965年にCFAショーに出され、翌1966年にCFAに登録されました。名前の由来は、アメリカ、テキサスから北アルゼンチンに生息する斑点のあるヤマネコ「オセロット」(Ocelot)です。なお、クラシックタビー(Classic Tabby)と呼ばれる縞模様をもつものは、ニュージーランドなど一部の国では「ジャンガラ」(Jungala, サンスクリット語でジャングルの意味)、もしくは「クラシキャット」(Classicat)という名で公認されています。

オシキャットの特徴・性格

 エジプシャン・マウのスポットが天然であるのに対し、オシキャットの斑点は人工的なもので、ボディ全体に入っているのが特徴です。毛の手触りは柔らかく、光沢があります。尾はかなり長くて先が黒く、目の色はコートの色とは関係なく、青以外は許されています。大柄でがっしりとしており、大きな顔は「クーガーフェイス(アメリカライオン)」とも言われています。
 オシキャットの性格はヤマネコを彷彿(ほうふつ)とさせるいかめしい外見とは裏腹に、人懐っこくとても優しい性格です。少々人見知りで寂しがりやの一面もあります。非常に外向的な性格と、芸をすぐに覚える頭の良さから、「猫の皮をかぶった犬」とまで言われています。

オシキャットのお手入れ・注意点

 オシキャットのお手入れは、スポットをきれいに保つなら朝晩2回のブラッシングをしましょう。毛艶を出したいなら両手でマッサージが効果的です。

オシキャットの動画

 以下でご紹介するのはオシキャットの歴史や特徴を解説した動画です。英語ですが、内容はおおむね上で説明したことと同じです。
 ヤマネコに似せようとして作出された最初の品種であり、野生的な外観とは裏腹に100%人間の手で人工的に作り出された猫です。歯肉炎にかかりやすい傾向がありますが、歯磨きすれば十分防げるとのこと。
元動画は⇒こちら

オシキャットの病気

 以下でご紹介するのは文献などで報告されているオシキャットに発症しやすい病気のリストです。外国のデータも含まれるため日本の猫には当てはまらない場合もありますが、好発疾患の知識は飼い主にとって重要なため記載しておきます。なお病気に関する詳しい内容や元となっているデータは以下のページで解説しています。オシキャットに多い病気

子宮蓄膿症

 子宮蓄膿症とは、メス猫の子宮内に病原体が入り込み、炎症反応が起こって膿が溜まってしまう病気。診断は血液検査や尿検査、エックス線や超音波検査を通して下します。治療は抗生物質による投薬治療や外科的な子宮摘出がメインです。 子宮蓄膿症の症状・原因・治療

尿酸塩尿石症

 下部尿路症候群(LUTD)とは、膀胱から尿道口をつなぐまでのどこかに結石などを生じてしまう病気。猫ではシュウ酸カルシウム結石やストラバイト結石が大半を占めていますが、まれに尿酸塩(アンモニア・ナトリウム・シスチン・キサンチン)が結石を形成することもあります。診断は尿内の結晶検査やエックス線撮影で下します。治療は結石の除去と食事療法がメインです。 下部尿路症候群の症状・原因・治療